●作業時は、作業手袋などを着用してください。
●屋外で使用の場合は、紫外線、雨水なとが当たらないように処置を施してください。また、防水機能はありません。必要な場合は別途防水処理を行ってください。
●使用の際は、取扱説明書および認定書を熟読のうえ、施工してください。
●厚さ100mm以上の床および厚さ75mm以上の壁・中空壁に適用されます。
●占積率および施工上、問題となる(充てんブロックが入らないような)箇所への配管の設置がされていない事を確認してください。
●区画貫通部で配管などが動かないように近傍でしつかりと固定してください。不十分な場合は耐火テープにズレが生じたり、充てんブロックにすき間や落下を発生するおそれがあり、耐火性能が発揮できません。特に冷媒管の場合は、配管長の中央部に「パイブロックTK」を使用して配管を支持してください。
●充てんブロックは、1キット当たりに最大6種類のブロックが同梱されています。配管の谷間などの小さい空間には小さいサイズ、大きい空間には大きいサイズを組み合わせて使用してください。
●充てんブロックは、曲げたり圧縮したりできますので、配管状況や形状、すき間の大きさなどに合わせて変形させ、開口部に対して、約1.1倍(目安)以上の充てんブロックをすき間のないように詰めてください。充てんブロックが簡単に抜ける場合や、十分密に詰められていない場合は、充てん不足です。充てんブロックを増やして密に再充てんしてください。
●充てんブロックは、分解・切断などせずにそのまま使用してください。また破損した充てんブロックは使用しないでくたさい。
●充てんブロックを詰め込むことができない小さなすき間がある場合には、補助パットを使用してください。充てんブロックおよび補助パットは、熱によって膨らむことによりすき間を閉塞する機能がありますが、施工する際は、すき間が発生しないように丁寧に行ってください。
●充てんブロックを詰める際は、方向に注意し、印字「A」などのアルファベットが開口部の正面に見えるように詰めてください。
●占積率が25%以上の場合を想定した構成です。占積率が低く、充てんブロックが不足する場合は、IRBS-JBなどを購入してください。
●充てんブロック受けボードの寸法は、標準開口寸法と同じになります。標準開口寸法以外に使用の場合は、先ず開口寸法に切断の後、配管に沿って切断してください。
●耐火テープが不足する場合は、別途単品(IRBS-T)を用意してください。
●ラックを使用の際は、配管を貫通部の両側の近傍で必ずラックの子桁などに結束し、開口部の中心になるように設置、区画貫通部内にラック子桁が入らないようにしてください。