●国土交通大臣認定、消防評定は国内(10社以上)で使用されるエアコンキャップのサイズに幅広く対応しています。
■対応エアコンキャップ
| 樹脂製 | ステンレス製 | |
|---|---|---|
| ツバ寸法 | ø140以下 | ø154以下 |
| 差込外径 | ø107.8以下 | ø107.8以下 |
| 差込深さ | 57mm以下 | 53mm以下 |
金属製キャップは円筒状、三本脚状いずれも使用可能です。
●パテの充てんが困難な金属製 キャップのツメとスリーブの間 (クリアランスが3mm以下の場合)への充てんは不要です。(右図参照)
●断熱ドレンホースが2系統使用できますので、換気・加湿管が付属するエアコンにも使用できます。(被覆銅管ø6.35×ø12.70の場合)
| 壁構造（国土交通大臣が認定したもの） | 壁（ALC・コンクリート） | ||||||||||||||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 国土交通大臣認定 | PS060WL-0916 | PS060WL-1044 | PS060WL-1191 | ||||||||||||||||||||||
| （一財）日本消防設備安全センター評定 | KK29-023号 | KK2019-010号 | KK2022-033号 | ||||||||||||||||||||||
| 壁厚さ | 100以上 | ||||||||||||||||||||||||
| 開口径 | 貫通スリーブ （Φ114以下） |
あり | Φ160以下 | ||||||||||||||||||||||
| なし | Φ114以下 | ||||||||||||||||||||||||
| 貫通スリーブ | SU管、VU管 | 100A以下 | |||||||||||||||||||||||
| エアコン キャップ |
樹脂製 | スチレン系（ABS） | Φ140以下 | ||||||||||||||||||||||
| ステンレス製 | 円筒状、三本脚状 | Φ154以下 | |||||||||||||||||||||||
| 最大占積率 | 39.3％ | 45.1％ | 52.3％ | ||||||||||||||||||||||
| 最大適用配管 （例） |
被覆銅管（保温材厚8×10） | Φ6.35×Φ12.70 | Φ9.52×Φ15.88 | ||||||||||||||||||||||
| 被覆銅管（保温材厚10×10） | － | Φ9.52×Φ15.88 | |||||||||||||||||||||||
| DSH（断熱ドレンホース） | 25A（Φ37） | ||||||||||||||||||||||||
| DHQ（ドレンホース） | 16A（Φ22） | ||||||||||||||||||||||||
| 換気管 | Φ34 | － | Φ34 | ||||||||||||||||||||||
| 加湿ホース | － | Φ37 | |||||||||||||||||||||||
| ケーブル | VVF-2.6×3c | VVF-2.6×3c他 | |||||||||||||||||||||||
| 保温材付き塩化ビニル管（保温材厚:10） | － | 25A | |||||||||||||||||||||||
| 結露防止層付塩化ビニル管 | － | 25A | |||||||||||||||||||||||
※認定範囲の詳細は認定書・評定書を確認してください。
注意●作業時は、作業手袋などを着用してください。
●認定・評定書を熟読のうえ、施工してください。
●厚さ100mm以上の壁に適用されます。それ以外の場合は、所轄官公庁へ相談してください。
●止水構造ではありませんので、別途止水処理 を施してください。
■セット内容
| 記号 | 部品名 | 数量 | |
|---|---|---|---|
| A | 熱膨張性耐熱シール(IRM-P) 重量:590g/個 |
IRM-75P | 1 |
| IRM-100P | 2 | ||
| B | 取扱説明書 | 1 | |
| C | 国土交通大臣認定品表示シール | 1 | |
■対応エアコンキャップ
| 樹脂製 | スチレン系 (ABS) | ø140以下 |
|---|---|---|
| ステンレス製 | 円筒状 | ø154以下 |
| 三本脚状 |
■貫通部開口寸法および推奨スリーブ
| 型番 | 埋め戻し | 開口径 | リーブ/ボイド | 推奨スリーブ(呼び径) |
|---|---|---|---|---|
| IRM-75P | あり | ø160以下 | 必要 | SU、VU、ボイド(75A) |
| なし | ø89以下※ | 不要 | - | |
| IRM-100P | あり | ø160以下 | 必要 | SURVU、ボイド(100A) |
| Iなし | ø114以下※ | 不要 | - |
※エアコンキャップ(筒形状)と開口部のすき間は3mm以下
※この施工手順は参考資料です。必ず認定書の内容を確認のうえ、施工してください。
■ エアコン設目前
エアコンキャップの取り付けとIRM-Pの設置例
取扱説明書と熱膨張性耐熱シール IRM-Pを開封せずに開口内に挿入し、エアコンキャップを取り付けてフタをしてくだ さい。＜図1＞
■ エアコン設置後
耐熱シール IRM-Pの充てん
配管後、屋外側に熱膨張性耐熱シール IRM-Pをすべて充て んします。
エアコンキャップに面一になるようにすべてのIRM-Pを充てんしてください。※規定量が充てんされます。＜図2＞＜図3＞
※占積率が高い場合は、反対側からIRM-Pが脱落しないように注意してください。
エアコン配管化粧カバー スリムダクト使用の場合
専用ウォールコーナー(SWM,SWX,LDWM,LDWX〈室外側>、
MWM(室内側>)を使用して取り付けてください。 美しく仕上がります。
注意エアコンキャップのサイズと製品の組み合わせによっては取り付けできない場合があります。
貫通開口部の設定について
配管サイズ、本数および占積率を考慮し、使用するエアコンキャップに適した貫通開口部を設けます。
複数の開口部を設ける場合は、200mm以上あいだを開けて ください。＜図4＞
